【2024】IH炊飯器のおすすめランキング30選｜お米マイスターも注目！3合炊きから

IH炊飯器は近年主流となりつつあり、さまざまなメーカーから多くの種類が発売されている人気の家電用品です。釜そのものが発熱すると全体にムラなく熱を伝えられるのが特徴で、マイコン炊飯器よりも高火力を使い短時間で炊飯できるのが魅力です。

価格はピンキリで、安い商品は1万円台から高価な商品だと12万円台のものまで。高価なほど搭載機能が多い傾向にありますが、ここまで価格に差があるとどれを購入すべきか迷いますよね。

そこで本記事では「IH炊飯器」「圧力IH炊飯器」「3合炊き炊飯器」のおすすめ商品ランキングを紹介します。さらに炊飯器購入者500人に行ったアンケート結果も掲載します。

☆この記事を読めばおすすめIH炊飯器がすぐにわかります！

IH式とは、IHクッキングヒーターと同じ「電磁誘導加熱(IH)」を利用し、内釜全体を発熱させる方式です。

マイコン式がヒーター加熱をするのに比べて、IH式は釜全体が発熱するため、効率よく美味しくたけるのが特徴です。

IH式はさらに、各炊飯器メーカーが採用する方式によって

1. IH
2. 圧力IH
3. 可変圧力IH
4. スチームIH
5. スチーム＆圧力IH

の5つに分かれます。

釜を直接あたためるIH炊飯器は、従来の釜底のみ加熱されるマイコン式と比べて、より高い火力で短時間で加熱できます。内釜を均一に加熱するので、お米の芯までムラなく火を通し、ふっくらとしたお米を味わえます。

圧力IHをウリにする主要メーカーが多い中、三菱電機は圧力を使用しない、自然な炊き上がりのIH式を高級機にも採用しています。

底面のトリプルリングIHと、内釜を包み込む七重のヒーターを使った七重全面加熱により、高火力を実現。お米全体に熱を伝えることができ、しっかりとした粒感のお米が炊き上がります。

【お米マイスター・専門家が評価した炊飯器】

IH炊飯器「本炭釜 NJ-AWB10」

象印が力を入れる、可変圧力IH式の「炎舞炊き」は、高圧力をかけながらお米を複雑に対流させることで、かまど炊きのようにふっくら仕上がります。

象印の炊飯器は保温機能も充実しているため、時間がたってもふっくら粘り・甘みのあるごはんが楽しめます。

【お米マイスター・専門家が評価した炊飯器】

圧力IH炊飯器「炎舞炊き NW-LB10」

パナソニックは、おどり炊きブランドでIH炊飯器を販売しています。

お米に可変圧力をかけて、内釜でお米をおどらせて炊き上げる仕組みであるおどり炊きは元々サンヨー（三洋電機）のブランドですが、企業合併により現在はパナソニックが完全に引き継ぎ、進化させています。

【お米マイスター・専門家が評価した炊飯器】

可変圧力IH炊飯器「おどり炊き SR-MPA101」

土鍋仕様の羽釜を業界で初めて採用したのがタイガーです。土鍋は加熱されることにより、遠赤外線を多く発生させます。この遠赤外線がお米の中まで熱を伝えるので、美味しく炊きあがります。

またタイガーのIH炊飯器には可変W圧力という技術が使われています。内釜についている大小2つのボールで圧力をコントロールする方法で、圧力調整によりしっかりとしたご飯を炊き上げることができます。

【お米マイスター・専門家が評価した炊飯器】

IH炊飯器「炊きたて JPW-A100」

日立の炊飯器は圧力とスチームを活かした炊飯方法を得意とします。外はしっかり粒感のある炊き上がりながら、柔らかい口当たりの炊き上がりが特徴です。

また、蒸気をうまくコントロールする蒸気レス・カットタイプ技術に長けており、小さなお子様がいるご家庭でも炊飯中のやけどの心配がありません。

【お米マイスター・専門家が評価した炊飯器】

圧力IH炊飯器「ふっくら御膳 RZ-W100EM」

東芝の炊飯器の上位モデルは真空技術を採用しています。内釜の中を真空状態にすることで、お米にしっかり水が浸透しお米の甘みがアップ。

また、真空保温を行うことで水分の蒸発を抑えることができ、時間が経ってもおいしいご飯を食べられます。

【お米マイスター・専門家が評価した炊飯器】

圧力IH炊飯器「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWP」

アイリスオーヤマは炊飯器も安価で満足度が高く人気です。他社の上位機に搭載されやすい、銘柄炊き機能が下位機種にも基本搭載されています。コシヒカリやササニシキといった品種を選択し、炊飯器の指示通りの水量を入れれば、最適な炊き上がりを実現します。

お米以外にも蒸しパンや豚の角煮など、調理モードに優れているのもこのメーカーの特徴です。

【お米マイスター・専門家が評価した炊飯器】

IH炊飯器「KRC-PD30-T」

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炊飯器の容量選びで、炊き上がりの美味しさ・電気代・配置場所が決まります。

炊飯器の容量は「合」で表され、3〜3.5合・5〜5.5合・10合(一升)の炊飯器が主流です。1合はお茶碗大盛り（200g）で2杯分、コンビニおにぎり（100g）4個分にあたります。

炊飯器は普段の炊飯量にあわせて選ぶのが、美味しく炊くコツです。

• 炊飯容量の7〜8割程度が最も美味しく炊ける
• 必要以上に大きい炊飯器で少量を炊くと、電気代が余分にかかり味も落ちる
• 5.5合以上の購入を考えているなら、配置スペースは30cmあると安心

炊飯用のヒーターは7〜8割程度の炊飯時に、最も力を発揮します。

1〜2人暮らしでも、毎回3合程度炊いて冷凍・冷蔵保存しておく場合は、5.5合炊飯器がおすすめです。逆に大型炊飯器で少量を炊いても美味しく炊けません。

また、育ち盛りや運動部のお子さんのいるご家庭では、1度に1人あたりお茶碗1杯分以上を炊飯できる容量が必要です。子供が大きくなってきて、容量の大きいものに買い替えを検討する方も多いです。

あまり自炊をしない一人暮らし向けには、2合以下の小型炊飯器も出ていますが、炊いたお米は冷凍保存をしておくと都度炊飯の手間も減らせるため、最低でも3.5合、標準家庭なら5.5合以上の炊飯器がおすすめです。

年間の電気代は製品によってそれほど差が出ません。

ただし、少量を必要以上の大きさで炊飯すると、余分な電気代が発生します。

また、製品によってはエコ炊飯モードを搭載している場合もありますが、エコモードは水分を抑えて炊き上げるので固めに炊き上がります。

一方、コンセントの容量やブレーカーの落ちやすさはご家庭によりけりのため、使用電力が1400Wを超える炊飯器を検討している場合は、事前に対応しているか確認しておきましょう。

象印の製品は固めに炊ける、エコモードの使用電力をデフォルト表記にしていることが多く、最大消費電力とは異なるので注意が必要です。

容量でおおよそのサイズ（外寸）や重量は決まります。

3.5合〜5.5合の標準サイズを考えているなら、横幅・高さ・奥行きがそれぞれ30cm程度確保できていると、無理なく配置できます。

ただ一升ほどの大型炊飯器になると、奥行きが35cm以上必要なことも多いです。

配置場所の上部に食器棚がある場合や、引き出し型のラックに配置を考えている場合は、蒸気レス機能がついているものがおすすめです。

ついていないものに比べて、炊飯器からでる蒸気を90%近くカットできるものもあるので、家具が傷んだり蒸気口近くで火傷してしまったりするのを防げます。

また、重量によってはラックの耐荷重を超えてしまうことも。

耐荷重が10kg以上あるものでも、炊飯器が大半を占めてしまい、電子レンジなどが一緒に配置できなかったり、スライド式は5kg以下しか対応していなかったりするものもあります。

単純に、圧力をかけないIHはしゃっきりした傾向があり、圧力をかけるほどもちもちとした甘みのある米になります。

どの方式を採用するかは、メーカーの傾向次第です。

一般的に、大阪が本社の象印・タイガーの2大メーカーは、地元で愛されるもちもちした甘みのある米を実現するため、炊飯器もその傾向があると言われています。

逆を言えば、しゃっきりタイプの炊き上がりが好きな方は、圧力をかけない三菱のIH炊飯器がおすすめです。

⏬IH炊飯器の傾向まとめ

スチーム圧力IHは、日立とパナソニックが採用する方式です。

日立は130℃のスチームを最後に噴射し、蒸らし工程で作用させます。

パナソニックは250℃のスチームを炊き上げ〜蒸らしまで全てに作用させます。

どちらも高温で包むことによって、より甘みを引き出し美味しくさせるとしています。ちなみに、両メーカーとも保温中もスチーム機能を使い、お米を乾燥させずしっとりと保温します。

もちろん各社炊き上げ〜保温までさまざまな工夫がされているため、スチームのあるなしでいい悪いが判別できるわけではありません。ただ仕組みとしてスチームを使用しています。

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