一人暮らしでもおいしいお米を！3合炊きガス炊飯器おすすめ4選

ガス炊飯器は名前の通りガスを使ってごはんを炊く炊飯器です。ガス炊飯器は業務用が多く、家庭用は少ないイメージがあるのではないでしょうか。実際にその通り小型は少ないのですが、家庭用にも優秀なガス炊飯器があります。

3合炊きはごはん約6杯分で、一人暮らしに向いています。おいしくお米が炊けると言われているガス炊飯器を使いたい方も多いのではないでしょうか。

今回は、ガス炊飯器と電気炊飯器の違い、ガス炊飯器のメリット・デメリット、おすすめの3合炊きのガス炊飯器を紹介していきます。ガス炊飯器の魅力を知って、ごはんを更においしく炊き上げましょう。

ガスか電気かの違いだけではなく、他にもそれぞれ特徴があります。ガス炊飯器と電気炊飯器の違いを紹介します。

ガス炊飯器とは、ガス栓につないで使う炊飯器のことです。釜の底から直火の高火力で加熱しごはんを炊くことができます。そのため炊き上がりまでの時間が短く、光熱費も抑えてくれます。　

設置のスペースに高さや幅が必要で、電気炊飯器よりも広いスペースがないと置くことができません。また場合によっては設置の際にガスの工事も必要になります。

炊き方は難しいことはなく、電気炊飯器とあまり変わりません。長時間高温を保ちお米を蒸らすので、土鍋ごはんやかまどごはんのようなおいしいごはんを炊くことができます。時間やお金を節約したいけど、おいしいごはんを食べたいという方に向いているのがガス炊飯器です。

電気炊飯器とは、その名前の通り電気で炊く炊飯器です。安全に使用することができます。保温機能や調理コースの選択肢が豊富なものが多いことが特徴です。スイッチ1つでお米を炊いたり、他の調理に使用することもできます。

電気炊飯器の加熱方式には、電熱ヒーターで内釜を加熱しているマイコン式や釜自体を発熱させているIH式があります。また最近はスチームで加熱・保温ができるタイプも増えています。そして安価なものだとおいしいお米が炊けない場合があります。

スマートなものや小型のものもあるため、設置のスペースはそれほど高さや幅がいらず、収納する時も困りません。設置もとても簡単です。

ガス炊飯器にはメリット・デメリット共にあります。例えば、メリットは炊き上がるまでの時間が短いことです。そしてデメリットは、商品やメーカーが少ないことです。

メリット・デメリットはそれぞれ他にもあるので、さらに細かく紹介していきます。

炊き上がりまでの時間が短いことが、ガス炊飯器の大きなメリットとも言えます。ガスを使用している時間も短くなるので、光熱費の節約にもつながります。

またガス炊飯器は価格が安いのに、炊飯性能が高いこともメリットです。高火力でお米を炊き上げるので、しっかりと芯まで熱が通り、お米の甘さが引き立つおいしいごはんが炊けます。食へのこだわりが強い方やごはんの炊き上がりへのこだわりが強い方からの満足度がとても高いです。

そして使用できるガスが商品によって決まっているため、商品を決めやすいことも特徴です。

デメリットとしては、ガス炊飯器を販売しているメーカーが少なく、電気炊飯器に比べて商品数が少ないことです。 そして設置のハードルが少し高いこともデメリットの1つです。ガス炊飯器の構造上どうしてもサイズが大きくなってしまい、その分のスペースが必要になります。同じ合数の電気炊飯器よりも、だいたい一回り大きいと考えると想像しやすいと思います。

また設置の際に工事が必要な場合があります。工事の費用が比較的高いです。工事の費用のことやガスコンセントが余っていて設置できる状態かを確認する必要があります。

最後にガス炊飯器はあくまでも炊飯専用なので、電気炊飯器のように料理に応用することには向いていません。

まず始めに設置する際は、周囲に可燃物を置かないように注意しましょう。火災予防条例によって定められているので、設置前に確認してください。また使用しているガスと炊飯器で使えるガスが一致しているかも確かめましょう。

機器によって、ゴム管接続の場合とガスコードの接続の場合があり、どちらであっても用意する器具が複数あります。接続自体は難しくなく、取扱説明書に設置方法が細かく書かれているので安心してください。

そしてオール電化やガスコンセントの空きがない場合には、ガスコンセントの増設工事が必要になります。工事方法によって価格は変わりますが、7,000円から20,000円ほど予算を見積もりしておきましょう。

ガス炊飯器の選び方で重要なのは、ガスの種類です。他にも機能性やサイズなど買う前にチェックしておく項目があります。

ガスの種類は、都市ガスとLPガス(プロパンガス)があります。都市ガスは道路下のガス導管を通じ家庭に直接ガスが来るものです。LPガスは液化されたガスが入った容器が家庭に配送されて来るものです。

ガス炊飯器は商品によって対応しているガスの種類が異なります。自宅で使用しているガスが都市ガスなのかLPガス(プロパンガス)なのか、欲しい商品が対応しているのか、必ず事前に確認しましょう。

ガスの種類が違う場合、せっかく購入したのに使えないことや工事が必要になる場合があります。

ガス炊飯器では電気炊飯器と同じように、保温機能やタイマー機能が付いているタイプもあります。保温機能やタイマー機能はお米を美味しく食べるためにも必要な機能とも言えます。保温機能やタイマー機能が付属しているかどうか、事前に確認しましょう。

またお米を好みの固さにする炊き分け機能があるタイプもあります。ですが、機能が増えると価格も上昇します。自分に必要な機能を理解した上で、種類を検討しましょう。

お米を計り洗ってから水を入れるまでの過程は電気炊飯器と同じです。その後はまずガス栓を開き、点火のスイッチを入れます。点火できたかどうか確認して、点火できていれば大丈夫です。

種類によってはタイマーの機能もあり、少し使い方が変わってくるものもあります。 また電気炊飯器でも共通していますが、炊き上がった後すぐに蓋を開けずに蒸らすとおいしく炊き上がります。

今回は3合炊きのガス炊飯器を3つ紹介します。小型のガス炊飯器は種類が少ないため、決め手は価格や機能性になってきます。スペックや価格を比べてお気に入りを探してみてください。

使った後には釜と内蓋はやわらかいスポンジと中性洗剤で洗いましょう。この時釜を傷付けてしまう可能性があるので、研磨効果のある洗剤やスポンジで洗わないようにしてください。

外枠や外蓋、感熱部受けはよく絞った布で拭いてください。汚れがひどい時には中性洗剤を含んだ布で汚れを落としてから、洗剤を十分に乾いた布で拭き取ってください。 また普段からごはんがこびりついた時はつけ置きをする、食べた後は早めに洗うなどを心がけると長持ちします。

そして安全にお手入れするために、必ずお手入れ前にガスの元栓は閉めるよう注意しましょう。

ガス炊飯器は設置の手間や費用はあるけれど、設置した後は簡単に使えて時短にもつながります。ガス炊飯器で時間もお金も節約しながら、おいしいごはんを食べて、気持ちを豊かにしましょう