5.5合炊き圧力IH炊飯器オススメ10選｜選び方とおすすめメーカーもご紹介

5.5合の炊飯器はどんな人におすすめかご存じですか？実は5.5合のサイズの炊飯器は二人暮らしから5人ぐらいの家族まで幅広い家族層で使えます。

今回の記事では5.5合の圧力IH炊飯器について、サイズの違いからメーカーごとの炊飯器の特徴について紹介していきます。さらに炊飯器の方式の違いについても解説し、圧力IH炊飯器で美味しいお米が炊ける理由をお伝えします。

また、5.5合の圧力IH炊飯器で各メーカーの炊飯器を調査。機能面や価格を考慮して厳選した10個の炊飯器を紹介します。あなたに最適な5.5合の圧力IH炊飯器を見つける参考にしてください。

5.5合炊飯器では、およそ10膳分のご飯が炊けます。子供の中でもたくさん食べる成長期の子がいると、3~5人家族で5.5合は少ない印象があります。

子供が成長してたくさん食べるようになるなどライフスタイルに変化があった時も、5.5合のサイズなら朝のまとめ炊きや朝夕の2回炊きで対応でき、使い勝手がいいのが魅力です。

各メーカーから販売されている炊飯器のほとんどが、3合・5.5合・1升炊きの3種類なので、家族が3〜5人の方は5.5合の炊飯器を検討した方がいいですね。

炊飯器にもいろいろな種類があるのをご存知でしょうか？炊飯の方法が違うタイプに圧力IHとIHの2種類があります。圧力IHとIHの具体的にどんな部分が違うのか、またそれ以外に違う部分があるのかについて解説していきます。

圧力IH炊飯器は圧力鍋のように内釜を密閉することによって圧力を上げ、100℃以上の高温加熱方式で炊き上げるタイプの炊飯器です。お米の芯まで水分が浸透するので、冷えてからでもモチモチした食感のご飯を炊けるのが魅力。

そのためお米のうまみや甘みをしっかり引き出すことができるのが圧力IH炊飯器です。毎日の食事やお弁当のご飯の味にも、こだわりたい方におすすめです。

また、炊飯や保温時に高温スチームを使用するモデルもあります。保温しておいても、炊きあがりのようなご飯が食べられるので人気です。

IH炊飯器とはコイルに電流を流すことで内釜を発熱させ、高火力で炊き上げるタイプの炊飯器です。釜全体にムラなく熱を伝えられるため、粒立ちのいい美味しいご飯が炊けるのも魅力。

現在最も多くの製品で採用されている方式で、ほとんどのメーカーのミドルモデルとしてよく発売されています。全体的に価格と性能のバランスがいいモノも多いです。

その中でも機能が特化した底部だけでなく側面や内フタにもコイルを内蔵し、内釜全体を強力に加熱できる高級タイプもあります。

マイコン式の炊飯器の特徴は、釜を加熱して炊飯するためのヒーターが釜底部に設置されていることです。

機能がシンプルなので、好みの炊き上がりにするためには自分で水加減の調節をするなどの工夫が必要です。例えば、柔らかいご飯が食べたい場合は炊飯前にお米を水に浸けておく時間を長くすると、炊きあがりが柔らかくなります。

マイコン式は昔からある炊飯器のタイプです。現在では3合炊きなど、比較的少量炊きの製品に多く採用されています。機能がシンプルである分安く購入することができるのが魅力です。

炊飯器を選ぶ上で、加熱方式以外にも検討すべき部分があります。炊飯器には内釜にも種類がありますし、お手入れの方法も機種によって違います。ここでは加熱方式以外に炊飯器を選ぶ際に基準となる機能を紹介します。

炊飯器の内釜の素材には、たくさんの種類があります。鉄釜・銅釜・土鍋・炭釜などです。それぞれの特徴を簡単に説明します。

鉄釜は発熱性に優れているため、強い火力を引き出せるのが特徴です。熱伝導力が強いため炊きムラがないお米が食べられます。また銅釜は鉄よりも熱伝導が高く、短時間で均一に熱を通すことができるのでふっくらとしたご飯が炊きあがります。

土鍋は、遠赤外線効果もあり時間をかけて熱を伝えることができ、蒸らしながら炊飯することが可能です。炭釜は鉄釜の熱伝導性と土鍋の遠赤外線効果を合わせた内釜です。ただ壊れやすいのが難点ではあります。

現在販売されている炊飯器には、専用の機能を搭載している機種がたくさんあります。例えば「炊き分け機能」を使うと、その日のおかずや食材に応じてご飯の硬さを設定できて便利です。

また、普通のお米の他に十穀米や五穀米、玄米など、お米の種類に合わせて炊飯できるタイプもあります。

その他に炊飯器を使用して調理ができる機種もあります。煮込み料理や蒸し料理、ケーキなど作れる炊飯器もあります。炊飯器を使ってパンも作れる機種もあるのでタイマーをセットしておいて朝焼き立てのぱんを食べることも可能ですね。

炊飯器は毎日使う機会があるので、細かい汚れがついてお手入れに困る場合がありますよね。毎日使って汚れも付きやすいからこそ洗いやすいものがいいですよね。構造的にもお手入れしやすい形になっていると便利です。

種類の多い炊飯器で、お手入れに困らないために内蓋が取れで丸洗いできるタイプがあります。また洗う部分を少なくしているタイプの炊飯器もあるんです。

また、お手入れがしにくい部分を機能によってお掃除できるタイプの炊飯器もあります。機種によりますが内釜に水を入れて加熱することで、汚れやにおいをとれやすくしてくれる機能もあります。

圧力IH炊飯器を取り扱うメーカーはたくさんあります。メーカーによって特徴的な炊飯方法や他のメーカーにはない機能などさまざま違いがあります。各メーカーの炊飯器の特徴について一つずつ解説していきます。

炊飯器といえば、「象印（ZOJIRUSHI）」をイメージする方も多いのではないでしょうか？毎年、シェアナンバーワンに名前が挙がる超人気炊飯器メーカーです。

「圧力IH炊飯器ジャー」「IH炊飯ジャー」「マイコン炊飯ジャー」「電子ジャー」など幅広いラインナップで展開しています。商品数がとにかく多いのが特徴です。

また圧力IH炊飯器の最上位モデルでは、独自の「炎舞炊き」を採用しています。内釜を部分的に集中加熱することで激しい対流を起こし、米の一粒一粒を美味しく炊き上げられる炊飯器が魅力ですね。

タイガー（Tiger）も炊飯器の代表的メーカーの1つです。その中でもタイガー独自の製法で作られた「本土鍋」を内釜に使った炊飯器が特に人気です。

「本土鍋」の内釜を使用することにより、土鍋で炊いたような食感に近い炊き上がりになります。また、高火力が生み出す細かく均一な「泡」がつつみ込んで、お米を傷つけにくく、旨味を逃さずに炊きあげます。

「本土鍋」には外気を取り込んで余分な蒸気を放出し、まるで木製のおひつで保温したようなご飯の美味しさを実現する「ハリつやポンプ」機能が付いています。

パナソニック（Panasonic）の炊飯器の特徴は、なんと言っても「おどり炊き」です。おどり炊きにも2種類あり、泡の対流でお米をおどらせる「大火力おどり炊き」と圧力の力でお米がおどる「可変圧力おどり炊き」があります。

この2つのおどり炊きを合わせて、お米を激しくおどらせることにより、ふっくらもちもちのごはんにできる「Wおどり炊き」という機能もあります。この「Wおどり炊き」により、芯までしっかり熱が通り、炊きムラがありません。

またお米の鮮度を感知し、お米の状態に適した炊き上げをする「鮮度センシング」という機能もあります。炊飯器が自動でお米の乾燥具合を把握し自動で炊き分けてくれる便利な機能です。

日立の炊飯器は、高火力・圧力でお米をふっくら炊き上げる独自の炊飯方式［極上ひと粒炊き］で人気があります。また、人気の鉄釜は従来に比べて釜が軽量化され、扱いやすくなったのも特徴です。

日立の炊飯器の炊き上げ方は、じっくりと米に吸水させたら、圧力をかけながら最高1.3気圧まで加圧し、高温で加熱させます。余分な水分を飛ばした後、圧力をかけたまま、さらに加熱した後じっくり蒸らします。

米粒の食感を維持しながら、ごはん粒をふっくら立たせ美味しく仕上げてくれるのが特徴の炊飯器です。

東芝の炊飯器の特徴は真空と圧力をかけて炊き上げる「炎匠炊き」です。真空でお米の空気を抜いて芯まで吸水する一気ひたしと、高温でお米の芯まで熱を通す圧力炊飯で、ごはんの旨みを引き出します。

新潟産の備長炭入りの羽釜によって、お米の旨味と甘みをしっかり引き出します。東芝独自の真空IH技術にはお米の炊飯時間を短縮させる効果もあります。

東芝の炊飯器は、高機能な「真空圧力IH」から、真空機能を搭載した真空IH、内釜全体を発熱させるIH、手頃な価格のマイコンタイプと、幅広いラインナップを揃えているのが魅力です。

アイリスオーヤマは大手メーカーではありませんが、コスパの高い炊飯器を製造販売することで人気です。他メーカーであれば、最低でも3万円以上はする圧力IH炊飯器が、アイリスオーヤマであれば約半額の1.5万円程度で購入することが可能です。

これほどコスパがいいのに、お米の銘柄別の炊き分け機能が付いているなど、値段以上の性能を持っていることも魅力的です。

炊飯器のラインナップも圧力IHからマイコン式まで低価格の商品を取り揃えているので、とにかくコスパのいい炊飯器をお探しならアイリスオーヤマがおすすめです。

結論から言うと、圧力IH炊飯器は価格で美味しさが変わります。やはり美味しくお米を炊く機能が優れている炊飯器は、価格も高く設定されています。価格が高い炊飯器は美味しいお米が炊けて当たり前ですが、メーカー独自の炊き方や機能によって値段以上の美味しさが味わえる炊飯器が多数あります。

またメーカーによってはお米の炊き方はさまざまですので、メーカー独自の炊き方の「好み」を比較して自分にあったお米の炊き方を基準に選んではいかがでしょうか。炊飯器は毎日使うものです。それを考えた上で毎日使うものならいいものを使いたいと思った時は上位機種を選び、より美味しいお米を堪能しましょう。

5.5合の圧力IH炊飯器は5人家族に最適のサイズですね。機種を選ぶ際は価格も重要ですが、各メーカーにはそれぞれ特徴的な機能があるため、自分が求めている性能に合うタイプはどれなのか比較検討してみてはいかがでしょうか。