【2023最新】炊飯器の使い方は？手入れの方法や水量調整テクニックを紹介

初めて炊飯器を買った人だと、一見どう炊けば良いのか分かりづらいですよね。最近だとボタンが多い炊飯器もあり、出来ることが多い反面操作がしづらいという事もあるでしょう。

そんな炊飯器ですが、炊くだけならお米の準備をして炊飯ボタンを押せば良いので簡単です。慣れればスムーズにお米を炊けるようになります。水をどれくらい入れればいいかなどもマスターすれば、誰でも美味しいご飯を炊飯可能！

今回は炊飯器の使い方について徹底解説します！「炊飯器の使い方が分からない…」という方はぜひ参考にしてみてください！

炊飯器には、基本的に以下のボタンが設けられています。

最も使われるボタンは炊飯と保温です。この2つはしっかり頭に入れておきましょう。

炊飯器を使う上で、最も知っておきたいのは炊き方です。ここではメーカーの中でも有名な、象印・タイガーの炊飯器の炊き方について見てみましょう。

象印の炊飯器は、以下のように炊きます。

1. 炊飯器に付いてくる計量カップで、米の量を量る(計量カップ1杯で1合の計算)
2. ボウルに量った米と水を入れ、手でかき混ぜる要領で研ぐ
3. 水が白くなってきたら水だけを捨てる
4. 2・3を2～6回ほど繰り返す
5. 炊飯器の釜を平らな所に置き、4の米を釜の中に入れる
6. 目盛りに合わせて水を入れる
7. 炊飯器に釜をセットしたら、蓋を閉じる
8. 炊飯ボタンを押す
9. 炊き上がったらしゃもじでほぐし、炊飯完了

要約すると、米を量る→米を研いで釜に入れる→釜に水を入れて炊飯器に入れる→炊飯ボタンを押すの5ステップで炊飯が可能です。

タイガーの炊飯器は、以下のように炊きます。

1. 炊飯器に付いてくる計量カップで、米の量を量る(計量カップ1杯で1合の計算)
2. 釜に量った米と水を入れる
3. 米と水をかき混ぜる要領で研ぐ(釜の中で研いでOK)
4. 水が白くなってきたら水だけを捨てる
5. 3・4の行程を水の白さが気にならなくなる程度まで繰り返す(大体3～4回)
6. 釜を平らな場所に置き、目盛りに合わせて水を入れる
7. 釜の外側に付いた米粒や水滴を拭き取り、炊飯器の中にセットする
8. 蓋を閉めて炊飯ボタンを押す
9. 炊き上がったらしゃもじで米をほぐし、炊飯完了

手順自体は象印の炊飯器とほぼ一緒です。違う点としては釜の中で米を研いでも大丈夫な所。ボウルを用意しなくて良いので楽です。

米を炊く際は、炊きたい米の量に合った目盛りの分だけ水を入れます。白米を炊きたいなら、白米と書いてある目盛りを見ましょう。目盛りの見方は、1合なら1目盛り水を入れる、3合なら3目盛り入れるという感じです。

目盛り通りに水を入れないと、炊き上がりの米が硬すぎたり柔らかすぎたりするので注意しましよう。逆に言えば、目盛り通りに水を入れれば失敗することはないでしょう。

「炊飯器の水の量を量るのは面倒だ…」という方もいるでしょう。実はアイリスオーヤマから水の量を量らなくてよい炊飯器が販売されています。センサーが釜に入った米の量を感知し、必要な水の量を画面に数値で表示する仕組みです。

画面の数値が0になるまで釜に水を入れれば、炊飯の準備が完了します。釜の目盛りぴったりになるように水の量を微調整する手間が省けて簡単です。

鍋など目盛りがないアイテムで炊飯する場合は、指で水の量を調節します。鍋に研いだ米を入れたら、中指を立てて米に軽く触りましょう。中指の第一関節の線部分が、米の最適な水位となります。あとは第一関節の線まで水を注いだら、炊飯して終了です。

このテクニックはキャンプでも使えるので、ぜひ実践してみてください！

無洗米とは、肌ヌカを予め取り除いてある米のことを指します。つまり汚れがなく、研がないで炊くことができます。研ぎ時間を丸々時短出来ます。そんな無洗米は、以下のように炊きます。

1. 無洗米を炊飯器の釜に入れる
2. 米:水=1:1.4～1.5になるように水を入れる
3. 米と水を軽くかき混ぜる
4. 30分～2時間寝かせて水を吸わせる
5. あとは通常通り炊飯して完了

一見2の行程が難しそうに見えますが、無洗米と書かれた釜の目盛りを見て水を入れれば失敗しないでしょう。

通常の炊飯モードなら60分で炊けます。早炊きモードだと30～40分程度で炊けますが、吸水行程を省いて炊くので味が劣ります。常用では無く、急いでいる時に使うのがおすすめです。

炊飯器を買うと説明書が付いてくるので、分からないときは読んでみましょう。使い方が詳しく書かれており、一通り読むだけでも炊飯器について理解できます。また、ネットで取扱説明書が読める商品も多いです。

「炊飯器の型番 取扱説明書」で検索すれば簡単に出てきます。商品によっては英語や中国語の取扱説明書も用意されているので、日本語が得意でない方でも安心ですね。

1回炊飯器で米を炊いてみると、炊飯器が意外と簡単に使えることが分かります。そこから2回、3回と使っていけば直感的に操作できるようになるでしょう。炊飯器の使い方が分からない…という内は、積極的に使って慣れていくことが重要です！